[オコヨアカク(メキシコ) 19日 ロイター] – メキシコのエブラルド外相は19日、ハリス米副大統領が6月8日にメキシコを訪問する際の二国間協議では、投資、安全保障、サプライチェーンが議題となると述べた。
ハリス氏はこの訪問で、ロペスオブラドール大統領と初めて対面で会談する。
メキシコ州のワクチン工場を視察したエブラルド氏は、ハリス氏の訪問の第1の目的は不法移民問題に対する「最も完全な解決法」を見出すことだとしながらも、「安全保障はもう1つの重要な点であり、投資とバリューチェーンもきわめて重要な議題だ」と述べた。
また、新型コロナウイルス感染症が流行する非常時にどのように必要な生産を行うかという問題も、「米国・カナダとの間で一定の重要性を持つ」と語った。
ハリス氏はバイデン政権でメキシコ国境での移民増加への対応を統括している。