[ソウル 26日 ロイター] – 韓国政府は26日、新型コロナウイルスワクチンを接種した人は7月から屋外でのマスク着用が不要になると発表した。
この措置は高齢者のワクチン接種を促す取り組みの一環。政府は9月までに人口5200万人のうち少なくとも70%の1回目接種完了を目指しているが、この割合は現在7%にとどまっている。
金富謙(キム・ブギョム)首相が新型コロナ対策会議で述べたもので、少なくとも1回の接種を受けた人はより大規模な集会への参加も6月から可能になるという。
首相はまた、1回目接種を受けた人が70%を上回れば、隔離措置を調整する方針を示した。
韓国では27日から65─74歳の一般市民への接種がスタートする。
同国の新型コロナ感染者は累計13万7682人。25日には707人の新規感染者が確認された。
死者の累計は1940人。