自民党総裁選の仕組み(大紀元)

自民党総裁選 気になる投票の仕組みとは?

29日、河野太郎行政改革相岸田文雄前政調会長高市早苗前総務相野田聖子幹事長代行の4氏から、新しい総裁が選ばれる。世間の注目を集めた自民党総裁選だが、その投票の仕組みはどのようなものか。

総裁選の仕組み

自民党総裁選では、議長を除く党所属の国会議員382人に一人一票が割り振られるほか、国会議員票と同数の地方票が全国の党員約110万人も投票権を有する。

一般党員・党友は日本国籍を持つ20歳以上の条件があり、投票資格は、直近の2年間に党費の滞納がないことが条件となる。しかし、令和3年の投票は特例措置として、前年に新たに党費・会費を納入した党員等にも選挙権を付与している。

党員票は都道府県ごとに集計され、党本部で合算したのち各候補者の得票数に応じて、党所属国会議員と同数の票をドント方式で配分する。国会議員票と党員票をあわせて過半数を獲得した候補者が当選する。

令和3年度の自民党総裁選では国会議員票が382票、地方票も同数の382票となり、合計764票を4人の候補者で競い合う。過半数の383票以上を得た候補者は新しい総裁として選出される。いっぽう、過半数を獲得した候補者がいない場合には、上位2人が決選投票に進出する。

決選投票

自民党総裁選における決選投票の仕組み(大紀元)

決選投票では、党所属の国会議員票382票と、地方票47票によって決まる。議員票の比重が相対的に重くなるのが特徴だ。地方票は各都道府県に1票が割り当てられ、決選投票に進出した2人の候補者のうち、各都道府県において得票数が多い方に1票加算される。決選投票では票数が多い者が新しい総裁となる。

なお、候補者が一人のみ、あるいは辞退によって1人になった場合、投票を行わずに総裁が決定する。議員票は単記無記名で行われ、投票終了後、直ちに開票する。

(蘇文悦、王文亮)