2019年11月27日、資生堂の魚谷雅彦社長は栃木県大田原市に構える新工場の竣工式でスピーチを行った(CHARLY TRIBALLEAU/AFP via Getty Images)

資生堂、欧米での買収を強化へ 中国依存度低減で=報道

英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)17日付によると、化粧品大手の資生堂は海外のスキンケアブランドの買収を強化し、中国市場に対する依存度の低減を図っている。

同社の魚谷雅彦社長は、資生堂は米国と欧州での買収を拡大しており、新型コロナウイルスの大流行が収まれば、インドやアフリカなどへの市場進出を模索するとFT紙に語った。

報道によると、一部の専門家は、中国当局が「共同富裕」を掲げ、ハイテクや教育、不動産などの分野に対して取り締まりを強化する中、日本の企業が中国に大きく依存することはリスキーだとの見方を示している。

魚谷社長は、「中国の長期的な可能性は極めて高いと考えており、この機会をしっかりと捉えていきたい」とした。いっぽうで、「(中国への)依存度が高まると、緊急時の対応やポートフォリオの管理が問われる」と示し、欧米市場での取り組みを一段と強化すると述べた。

(翻訳編集・張哲)