参考写真(Photo by Ben Pruchnie/Getty Images)

上野通明さん ジュネーブ国際音楽コン チェロ部門で日本人初の優勝

28日、スイス・ジュネーブで開かれたジュネーブ国際音楽コンクールチェロ部門最終選考で、日本の上野通明さんが優勝した。同コンクールのチェロ部門で日本人が優勝するのは初めて。

表彰式の後、上野さんは「応援していただいた皆さんのおかげ。感謝の気持ちしかない」と述べた。演奏曲は20世紀ポーランドの作曲家ルトスワフスキの「チェロ協奏曲」。難曲を卓越した技巧で奏で、観衆から拍手喝采を浴びた。

同コンクールで日本人の優勝は、2019年の作曲部門の高木日向子さん以来2年ぶりだ。

上野さんはパラグアイ生まれで、幼少期はスペインで過ごす。5歳からチェロを狙い始め、13歳で「若い音楽家のためのチャイコフスキー国際音楽コンクール」で優勝し、脚光を浴びた。現在は独ケルンを拠点とし、日本や欧州で開かれるコンサートで演奏を披露している。