中国吉林省長春市の法輪功学習者の付さん(明慧網より)

吉林省の女性法輪功学習者、投獄後2カ月で死亡 繰り返し拷問受け 刑務所「病死」と説明

今年5月末に中国当局に不当判決を言い渡された法輪功学習者は、拘禁されていた刑務所で7月末に急死したことがわかった。家族は、学習者が病死したとの刑務所側の説明を受け入れられないと示した。

法輪功情報サイト「明慧網」によると、2019年8月15日、吉林省長春市当局は地元の法輪功学習者とその家族30人以上を一斉拘束した。その中に、女性学習者の付貴華さんとその夫も含まれていた。当局は今年2月、付さんらに対してそれぞれ7年から7年半の懲役刑を言い渡した。5月27日、付さんは地元の刑務所である吉林女子刑務所に収監され、7月25日に同刑務所で亡くなった。

吉林女子刑務所第八監区の責任者である銭偉・監区長(女性)は他の受刑者らに指示して、学習者法輪功の修煉をやめさせるため残酷な拷問を行っているという。

銭監区長は複数の受刑者に付さんに拷問を行うよう命じた。付さんへの迫害に関わった最年少の女性受刑者は16歳で、殺人罪で収監されていた。

リーダー格の郭麗華受刑者は毎日12時間以上、付さんを高さわずか15~18センチの小さな椅子に座らせた。椅子が小さいだけでなく、座る部分には凹凸があって、座ると非常に苦痛になる。また、付さんが座っている間、両足に紙1枚を挟ませ、紙が床に落ちると受刑者らは付さんに罵詈雑言を浴びせていた。

この拷問が始まると、付さんの臀部から出血が止まらなかった。受刑者らは付さんに手当を受けるのを許さず、暑い真夏に傷口が化膿してさらに悪化していた。

付さんは刑務所に入れられ43日間にわたって拷問を受けても、法輪功の修煉をやめようとしなかった。このため、監区長らは付さんへの拷問をさらに強化した。呂鑫渺受刑者らは監区長の命令を受けて、付さんに水分や睡眠を与えないなどの拷問を行った。この3日後の7月25日、付さんは死亡した。

刑務所は遺族に対して、死因を「肝硬変」と説明した。付さんは生前、家族や弁護士との面会を一度も許可されなかった。

家族らは、付さんが同刑務所で拷問を受けて急死したとして、地元の検察当局に調査を行うよう求めている。

(翻訳編集・張哲)