英国国旗(Matt Cardy/Getty Images)

「デモ多発で交通に支障を」駐英中国大使館に当局者が警告

2018年5月に英タワーハムレッツ・ロンドン特別区に移転した中国大使館に対して、同区は抗議活動の多発で、周辺道路が交通障害を起こす可能性を警告した。

英タイムズ紙10日付によると、同区の地域安全を担当するAnn Corbett氏は地元警察などに対し、大規模なデモ活動は交通に支障をきたす可能性があると伝えたという。

同氏は「中国政府による新疆ウイグル族などへの人権弾圧について、地元住民は非常に懸念している」と述べた。

中国政府は英国政府に対し、大使館員の安全を保護するよう要請した。

駐英中国大使館前で長年、各団体は抗議活動を展開している。

中国で迫害を受けている法輪功学習者は10数年にわたり毎日、大使館前で平和的な抗議を続けている。チベット人、香港市民、ウイグル人などの人権団体も最近、抗議活動を行っている。

同区評議会は昨年3月、中国当局から人権迫害を受けた人を応援するために、周辺道路の改名を検討する決議を採択した。

決議では、中国大使館周辺の道路や建物を「天安門広場」「チベットビル」「ウイグルガーデン」「香港通り」などに改称する案が出された。

提案者である同区評議会議員のラビナ・カーン(Rabina Khan、自由民主党)氏は、「中国大使館の移転は歓迎するが、中国当局による人権侵害には断固反対する 」と説明した。

英国は米、豪、加など欧米の主要国とともに、来月4日から開幕する北京冬季五輪への「外交ボイコット」を決定した。

(翻訳編集・李凌)