[23日 ロイター] – ロシアのプーチン大統領は23日、サンクトペテルブルクでベラルーシのルカシェンコ大統領と会談し、ウクライナの反攻は失敗したとの認識を示した。
ロシアの通信社によると、「反攻はない」とルカシェンコ氏が発言したのに対し、「それは存在するが、失敗している」と答えた。
プーチン氏は、24日にもルカシェンコ氏と会談し、安全保障などの問題について「詳細かつ深く」話し合うと述べた。
ウクライナは先月、反攻を開始したが、自国領土の6分の1以上を支配するロシア軍に対し、今のところ小規模な奪還にとどまっている。
ルカシェンコ氏とつながりのあるテレグラムチャンネルによると、同氏はおどけた様子で、現在ベラルーシ軍を訓練しているロシア民間軍事会社ワグネルの戦闘員が国境を越えて北大西洋条約機構(NATO)加盟国のポーランドに入ることを望んでいると明らかにした。
同氏は「『ワルシャワと(ポーランドの都市)ジェシュフに旅行に行こう』という感じでワグネルの連中は西に行きたがっている」と語ったという。
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