速報:習近平氏、訪朝要請を受け入れ=北朝鮮国営通信が報道

中国の習近平国家主席は、北京で初首脳会談した北朝鮮の金正恩・朝鮮労働党委員長からの訪朝要請を受け入れた。北朝鮮国営メディア朝鮮中央通信が28日に報じた。
2018/03/28

金正恩氏が電撃訪中?「中国は支配を維持したい」=専門家

米朝会談に向けた動きが国際的に注目される中、このたび、金正恩・朝鮮労働党委員長は中国北京に極秘に訪問したと報じられた。中国専門家によると、北朝鮮が中国から離れ、米国に接近することを恐れる中国共産党当局は、北朝鮮を引き続き経済と外交の面で「縄で縛る」ほど管理下に置くことを望んでいるとみている。
2018/03/27

習近平政権2期目スタート 指導部新人事から読み取るもの

中国の第3期全国人民代表大会(全人代、国会に相当)第1回会議は20日閉幕した。開催期間が16日間にわたる異例の長さとなった今回の全人代会議では、国家主席・副主席の任期撤廃をめぐる改憲案が通過し、国家副主席や最高行政機関である国務院総理・副総理などの主要人事が決定された。
2018/03/21

中国、北朝鮮問題に焦りも、「北が米国に接近」=専門家

韓国の鄭義溶(チョン・ウィヨン)・大統領府国家安保室長は12日訪中し、習近平国家主席、楊潔篪国務委員、王毅外相と相次いで会談した。鄭室長は、今月初めに韓国特使団が北朝鮮・金正恩朝鮮労働党委員長との会談と、米朝首脳会談をめぐり米国のトランプ大統領との会談について中国側に報告した。専門家は、北朝鮮が経済的に依存する中国当局の影響下から抜け出し、直接米国への接近を強化するとの見方を示した。
2018/03/17

1強にこだわる習近平、胡錦涛の二の舞を危惧か

中国第13期全国人民代表大会(全人代、国会に相当)の第1回会議は5日に行われた。会議中、国家主席・副主席の任期撤廃を含む憲法改正案の草案が公表された。
2018/03/07

中国、国家主席任期を撤廃へ「共産党はそもそも独裁政権」=中国問題専門家石濤

先週末、中国メディアは国家主席の任期撤廃を報じ、激震が走った。今度の憲法改正で焦点となったのは「中華人民共和国憲法」79条第3款の「国家主席と副主席の任期が2期を超えてはいけない」という内容であり、3月に開かれる全人代(国会相当)を通過すれば改正される。
2018/03/01

中国の国家主席任期撤廃案「習氏によるクーデター」=専門家

中国当局は24日、第19期中央委員会第3回全体会議(3中全会)の開催と発表した。これに続いて、中国政府系メディアの英字版が25日、3月開催の全国人民代表大会(全人代、国会に相当)に対して国家主席の任期撤廃に関する憲法改正案を提出したと報道した。
2018/03/01

習氏の経済ブレーン・劉鶴氏が急きょ訪米 貿易戦争回避を図るためか

中国の習近平国家主席の経済ブレーン、中国共産党中央政治局委員で中央財経指導グループ弁公室主任の劉鶴氏(66)が2月27日から5日間の日程で米国を訪問する。米中関係は貿易摩擦で緊張するなか、米側と二国間の貿易交渉などで会談する予定だ。
2018/03/01

中国当局 3月国家主席の任期撤廃を審議

中国共産党中央委員会がこのほど、現行憲法が定める「2期10年を超えてはならない」との国家主席と副主席の任期を撤廃するなど憲法改正の提案書を発表した。習近平国家主席は2022年以降も、国家主席を続投する可能性が高くなった。
2018/02/26

トランプ大統領訪中時「核のボタン」めぐり騒動、中国警備員を取り押さえ=米メディア

トランプ大統領と米政府訪中団が昨年11月、北京の人民大会堂を訪れたとき、「核のボタン(核のフットボール)」を所持していた米軍の特殊部隊員の入室を中国警備員が阻止したため、一時騒動が起きたという。米メディアAxiosがスクープ記事として19日、複数の米国当局関係者の話として報じた。
2018/02/19

王岐山氏の新ポスト「2中全会で確定」と香港紙報道、直後記事を削除

憲法改正などを議論した中国共産党の第19期中央委員会第2回全体会議(2中全会)が2日間の日程を終え、19日に閉幕した。香港メディアによると、同会議では、中国指導部は王岐山・前党中央規律検査委員会書記が新たな要職に就くことが確定された。海外中国語各メディアが相次いで転載したが、報道した香港メディアは現在同記事を削除した。
2018/01/22

「法輪功学習者への迫害停止を」スロバキア国会議員39人が習近平氏に書簡

中欧・スロバキア共和国の国会議員39名が習近平氏に書簡を送付、法輪功学習者やチベット・ウイグル人等に対する弾圧を停止するよう求めた。議員諸氏は4つの党派からなり、スロバキア国会の4分の1強に相当する。書簡では中国共産党政権の弾圧政策を糾弾し、迫害の責任者・江沢民らの責任を問うよう求めた。書簡は2017年12月7日、世界人権デーに首都ブラティスラヴァから発送された。
2018/01/03

中国当局、1月の2中全会で憲法改正を議論 習氏3期目の布石か

中国共産党中央政治局は27日の会議で、第19期中央委員会第2回全体会議(2中全会)を来年1月に北京で開くと決定した。同会議でおもに憲法改正案について協議する。改正案が通過すれば、中国共産党が1982年以降、5回目の憲法改正となる。
2017/12/30

閣僚級3人失脚 2期目の習指導部、反腐敗運動を緩めず

10月の党大会閉幕後、2期目を発足させた中国の習近平政権は、汚職・腐敗取り締まりの強化を続けている。この約2カ月の間、すでに3人の省レベル(閣僚級)高官が失脚した。また、1人の軍高官が汚職容疑の調査中に自殺した。
2017/12/14

習近平氏は金正恩氏との決別を選ぶ=専門家

北朝鮮の金正恩・朝鮮労働党委員長は今月17日、中国の習近平国家主席が派遣した特使と面会しなかった。金委員長が中国の特使が帰国した直後に、国内軍当局に対して粛清を始めた。ほぼ同時に、中国側が北朝鮮への航空便を停止し、中朝国境にある中朝友誼橋の通行をもストップした。中朝関係がさらに冷え込んだとみられる。専門家は、習主席が今後北朝鮮金政権との決別を選ぶ可能性が高いとの見方を示した。
2017/11/29

習近平氏への崇拝行為 中央政府が禁止令か

中国国内では最近、習近平国家主席への崇拝を促す動きがみられた。貴州省内では官製メディアは連日に習氏を「偉大なる領袖」と讃え、省内一部の地区で学校などが習氏の肖像画を掲げ出した。いっぽう、中央政府がこうした崇拝行為を禁止する命令をくだしたもよう。
2017/11/21

日中関係が改善の兆し 人民日報の記事にも変化

安倍晋三首相は先週末、東南アジア諸国に訪問した際、中国の習近平国家主席と李克強首相とそれぞれ長時間の首脳会談を行った。日中両国が国交樹立以降、異例な対応となった。中国共産党機関紙・人民日報もこのほど、習主席と安倍首相が握手しながら微笑みを見せた写真を掲載し、習近平政権の日中関係改善に前向きな姿勢を示唆した。
2017/11/16

トランプ氏訪中 「秘密兵器」で習近平氏と共に「ネット封鎖の壁」乗り越える

ツイッターが中国政府によりシャットアウトされている状態でトランプ大統領はいかにしてツイートしたのか。これについて様々な憶測がなされるなか、トランプ氏一行が中国共産党のネット封鎖を突破できる「特殊設備」を携帯していたとホワイトハウスの関係者が言及した。一方中国国内ではジョークとして、トランプ氏は習近平氏と共に「壁」を乗り越えたと言われた。
2017/11/13

【写真】トランプ米大統領の訪中 紫禁城見学、アラベラちゃん放映

アジア歴訪中のトランプ米大統領は、11月8~10日に中国を訪問して皇帝級のもてなしを受けたと言われている。写真でトランプ大統領の中国訪問を、写真で振り返る。
2017/11/12

【写真】米トランプ大統領、中国を離れ APEC2017参加のためベトナムへ

米ドナルド・トランプ大統領は10日、中国北京を離れ、ベトナム入りし、開催中のAPEC2017に参加する。メラニア夫人は同行せず、中国に残り、市内の動物園でパンダを鑑賞し、万里の長城を散歩する予定。大統領はツイッターで同日に明かした。
2017/11/10

トランプ大統領訪中前 好意的な3つの動きに込められた意味

初の中国公式訪問に臨むトランプ大統領が、訪中に先立ち、3つの動きで中国政府に向けて「好意」をアピールした。
2017/11/08

新チャイナセブンが上海入り 専門家「習氏の権威強調と上海幇の排除」

中国の習近平国家主席は31日、24日に閉幕した党大会で選出された最高指導部新メンバーとともに、上海市にある中国共産党第1回党大会(1921年7月)が行われた記念館を訪れた。新「チャイナ・セブン」が勢ぞろいで北京を離れたのは、極めて異例なことだ。
2017/11/01

中国共産党中央弁公庁などの新トップ、習氏の側近で固まる

25日2期目を発足させた中国習近平国家主席の側近は北京市や上海市など主要都市のトップに任命された。このほど党中央組織部、党中央宣伝部と党中央弁公庁のトップも習氏の側近の陳希氏、黄坤明氏、丁薛祥氏で固まった。この3つの組織は、国内省・市のトップの人事、メディア統括、党最高指導者の日常業務の管理と処理を司る重要な党中央機関だ。
2017/11/01

習近平氏、虚を捨て実を取りパワーゲームに勝つ

中国共産党大会が閉会した翌25日、「最高指導部」となる7人の常務委員が登壇した。進退をめぐってメディアの焦点となった王岐山氏の姿はなく、新人の顔ぶれが目立った。15億人もの「人民」を統治する指導部人事には、各派閥の利害関係が反映する。胡錦濤氏や江沢民氏に近い人物も選ばれたため、習近平氏は党内融合を優先したと言える。
2017/10/31

王岐山氏、来年国家副主席に就任か=香港紙

中国共産党中央規律検査委員会前書記の王岐山氏は来年春開催予定の「両会」(全国人民代表大会と全国人民政治協商会議)で国家副主席に就任する可能性が浮上した。習近平国家主席の盟友である王氏は、24日に閉幕した党大会で最高指導部からの退任が決まったばかりだ。党大会後の王氏の待遇問題について注目されている。
2017/10/31

党大会中に挑発を止めた北朝鮮 取引があった可能性も

中国共産党大会を終えて2期目の指導部を発足させた習近平国家主席と、北朝鮮の金正恩・労働党委員長との関係が明かに冷え込んでいる。
2017/10/30

上海市トップに李強氏、「習軍団」が主要都市を支配下に

中国共産党は29日、中央政治局常務委員に昇格した上海市の韓正・党委員会書記が国務院副総理に任命されたことに伴い、同市トップの新たな人事を発表した。韓正氏の後任として、李強・江蘇省党委員会書記が上海市に赴任することになった。中国直轄市である北京市、上海市、天津市、重慶市のうちの3都市のトップはすべて、「習軍団」と呼ばれる習近平国家主席の側近が抜てきされた。
2017/10/30

党大会で習近平氏が得たもの、失ったもの=陳破空氏

「今回の党大会では、王岐山氏は仕方なく『以退為進』(前進するためにひとまず後退すること)しただろう」。このように話したのは米ニューヨーク在住の中国政治評論家で、80年代後半中国の民主化運動に関わった陳破空氏だ。
2017/10/28

「誉めてほしいのではない」習近平氏、詩を使い抱負語る

習近平国家主席は25日中国共産党第19期中央委員会第1回総会(1中総会)閉会後、2期目最高指導部メンバー7人全員が出そろった場で記者団に対し、古代詩人の名句「不要人誇好顏色,只留清氣滿乾坤」で発言を締めくくった。その真意が問われている。
2017/10/27

中国共産党新指導部、江沢民勢力が後退

中国共産党は現地時間25日正午ごろ、党大会閉幕日の24日に選出された第19期中央委員会による第1回総会(1中全会)を開催し、最高指導部である第19期党中央政治局常務委員会(7人)と最高指導部に次ぐ党中央政治局委員(25人)の人事を選定した。新最高指導部人事には習近平国家主席に近い人物が多く登用され、党内江派勢力が後退した。
2017/10/26