中国公安、キリスト教信者100人の海外渡航阻む

2018年10月31日 21時00分

韓国済州島で開催予定のキリスト教行事に参加しようとした100人以上のクリスチャンは、中国各地の空港で足止めされた。ラジオ・フリー・アジア(RFA)が10月31日に報じた。

公安当局は上海、北京、広州の空港から出国しようとしたクリスチャンたちを「国家の安全を損なう恐れがある」として渡航を禁じた。中国信者の参加を支援したという匿名の牧師はRFAに対して、空港から離れたのち、多くの信者は公安当局に拘束されたと明かした。

中国国内では、共産党が公認しない宗教団体は活動を厳しく制限されている。近年クリスチャンへの弾圧は悪化しており、信者の多い浙江省、江西省、湖南省では相次いで、十字架の強制取り壊しや聖書の焼却、教会の解散が強要されている。

済州島では、米国拠点のバプテスト教会がカンファレンス(集会)を開く予定。主催団体は、中国共産党が公式に認めない教会の信者100人以上を招待していた。

RFAの取材に応じた牧師によると、信者たちは購入したチケットを所持し済州島行きのフライトに搭乗しようとしたが、公安当局に拒まれたという。香港の空港でも、信者は警察当局に制止されたと述べた。

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