アメリカに拠点を置く人権活動家通信社の暫定集計によると、イラン当局による弾圧で、これまでに少なくとも4029人が死亡した。内訳は、抗議デモの参加者3786人、デモに参加していなかった市民35人、治安要員180人、子供28人とされる。
また、少なくとも5811人が弾圧の過程で重傷を負い、拘束された人は2万6015人に増加している。現在、イランでは情報統制が続いており、実際の死傷者数はさらに多い可能性がある。
これを受け、EUの副委員長で、外務・安全保障政策上級代表を務めるカッラス氏は、1月20日、イランが無人機やミサイルの製造に使用する部品を対象に、新たな輸出制限を導入することを提案したと明らかにした。また、抗議者に対するイラン当局の暴力的な弾圧に対応するため、EUが追加制裁の準備を進めていることを改めて強調した。
カッラス氏の新たな制裁措置の提案により、「イランがロシアによるウクライナ侵攻を支援し続ける能力をさらに制限することになる」と述べた。
その上で、「抗議者を残酷に弾圧するイラン当局に対し、またイラン国民の正当な要求を支持するために新たな制裁措置も策定している。現在、追加的に取り得る対応について積極的に検討している」と語った。
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