米国とイランの緊張が高まる中 2月6日に核協議交渉開催との報道

2026/02/03
更新: 2026/02/03

米国とイランの緊張関係が高まり続ける中、米国のニュースサイトAxiosによると、トランプ大統領のウィトコフ中東特使が2月6日にイランのアラグチ外相と会談し、核合意について交渉する見通しだ。この会談はトルコ、エジプト、カタールの外交仲介の成果だという。

2月2日、イラン外務省報道官は記者会見で、米国との核合意交渉の準備を進めていると表明したが、詳細は明らかにしなかった。

イラン外務省のイスマイル・バゲイ報道官は「我々は意思決定段階にある」と述べた。バゲイ報道官は、メディアによる米国との交渉の可能性に関する場所、方法、参加者についての憶測は、現段階では確認できないとし、イランはまだ意思決定過程にあると説明した。

これは昨年6月の交渉決裂と「12日間戦争」勃発後、米国とイラン当局者による初の会談となる。

現在、米国はペルシャ湾で大規模な軍事展開を行っている。トランプ大統領は、米国とイランの軍事衝突を回避する唯一の方法は、迅速に核合意に達することだと警告した。

2月1日、イランの独裁者ハメネイ師は、米国がイランを攻撃すれば中東で「地域戦争」に火をつけると主張した。ハメネイ師はまた、イラン全国規模の抗議の波を「クーデター」と呼び、この発言で情勢はさらに悪化した。

イラン当局はまた、反乱を扇動したデモ参加者に死刑を科すことができると主張し、テヘランが逮捕者を大規模に処刑する可能性への懸念が再び高まった。この措置はトランプ政権のレッドラインに触れることになる。

同日、トランプ大統領はフロリダ州マール・ア・ラーゴで結婚式に出席する前、記者からイラン問題について質問を受けた。

記者は「大統領、イランについてですが、最高指導者は本日、米国の攻撃が地域戦争を引き起こす可能性があると述べました」と質問した。

トランプ米大統領は「もちろんそう言うこともできるが、我々はあの地域に世界最大で最強の艦隊を展開しており、非常に近い距離にある。わずか2、3日の航程だ。我々が合意に達することを望む。もし合意が破談になれば、ハメネイ師の判断が正しいかどうかが、その時に明らかになるだろう」と述べた。

トランプ政権は一貫して、イランとのいかなる合意も核計画、ミサイル計画、地域の代理勢力問題などをカバーしなければならないと要求してきた。現在、イランは核問題のみが交渉の余地があると主張している。

一方、イスラエル当局者は、トランプ大統領特使ウィトコフ氏が2日にイスラエルを訪問し、イスラエルのネタニヤフ首相と会談する予定だと明らかにした。

このイスラエル当局者は、今回の米国とイランの会談はネタニヤフ首相の要請で開催されると指摘した。

ウィトコフ氏はまた、イスラエル国防軍のザミル参謀総長とも会談する。ザミル参謀総長は先日、米軍統合参謀本部議長ケイン将軍とワシントンで会談し、イランとの戦争時におけるイスラエルの今後の攻撃・防衛計画について説明した。

イスラエル訪問終了後、ウィトコフ氏はトルコのイスタンブールに向かい、イラン外相アラグチと会談する見通しだ。