中国共産党(中共)がアメリカや欧州などにおける神韻公演を阻止するために越境弾圧をエスカレートさせている問題について、アメリカの保守系メディアコンサルタントであるマシュー・モンフォア氏は大紀元の取材に応じ、中共の目的は人々と中国の伝統的価値観・文化との繋がりを断ち切り、より容易に人々を支配することにあると指摘した。また、メディアに対しては大紀元・新唐人に倣って光明と真実を伝え、人々の覚醒を促すよう呼びかけた。
中共が「爆弾脅迫」で神韻公演を阻止する目的
モンフォア氏は記者に対し、最近ヤン・イェキエレク氏と対談したことを明かした。イェキエレク氏は英語版大紀元のシニア記者であり、最近新著『Killed to Order: The Killing Industry of Organ Harvesting in China(オンデマンド殺戮)』を出版し、20年にわたる最も確実な証拠を集め、中共による臓器強制摘出の犯罪を暴露している。
両者は中共の行為について議論した。モンフォア氏は「中共は人命を重んじず、人権を尊重せず、その思想は基本的な人間の尊厳に反している」と述べた。中共が法輪功を脅威と見なす理由について「彼ら(法輪功学習者)は魂の自由、人間の自由、そして言論の自由を固く信じているからだ」と語った。
中共が近年、米国、英国、EU諸国および台湾に対する越境弾圧を激化させ「爆弾脅迫」によってアメリカの神韻芸術団のこれらの国々での公演を妨害していることについて、モンフォア氏は、爆弾脅迫は中共が人々を威嚇する手段であり「目的は人々を法輪功から遠ざけると同時に、臓器強制摘出への反対や中国のすべての少数民族に対する迫害への反対といった自由・人権の理念からも遠ざけることだ」と述べた。
モンフォア氏の見解では「法輪功は長い歴史を持つ中国の伝統的価値観と文化を体現している」が、中共は人々がその過去と繋がることを望んでいない。モンフォア氏は「この繋がりを断ち切ることができれば、人々をより容易に支配できる」と述べている。
神韻芸術団は2006年にニューヨークで設立されて以来、中共は一貫してさまざまな方法で神韻公演への妨害・破壊を行ってきた。2025年以降、中共は「爆弾脅迫」という極端な手段で劇場への圧力をエスカレートさせ、公演の阻止を図っている。2025年2月、神韻がワシントンD.C.のケネディ・センターで公演中に劇場が爆弾脅迫を受けた。2026年2月には劇場だけでなく、オーストラリア首相の公邸にも爆弾脅迫があった。
モンフォア氏は今年1月18日、ワシントンD.C.ケネディ・センター・オペラハウスにおける神韻世界芸術団の公演を鑑賞した。公演の素晴らしさについて「真・善・神性と美を表現している」と評価し、この超然とした神性の美は心で体験するものだと述べた。
「この体験は神韻の出演者、『大紀元時報』のメンバー、そして関わるすべてのメンバーから感じ取ることができる。これらのメンバー自身が非常に情熱的で、法輪功の三つの核心的価値観『真・善・忍』を実践している。公演の中だけでなく、一人一人のメンバーからもそれを見ることができる」
メディアは「いずれも大紀元・新唐人に倣い、ありのままに報道すべき」
2025年8月以降『ニューヨーク・タイムズ』は神韻および法輪功を攻撃する記事を10本発表した。これらの報道は「インタビュー」に類似した形式で観点を伝えており、バランスの取れた報道ではなく、中共の言い分を伝えるものであった。取材対象者、情報、ニュースソースはすべて現地の中共の代理人によって提供されたものだった。中共は手段を選ばずアメリカメディアを操り、アメリカにおいて自らのナラティブを推進する手助けをさせている。
モンフォア氏によれば、中国の人々は一般的にアメリカを「世界の警察」「植民者」「大暴君」と見なし、人民に対して威圧的だと考えているが、実際にはアメリカは「自由の砦」である。アメリカは、中国のような他の国々が「自由と真の民主主義」を受け入れることを望んでおり、中共のように鉄の靴で人民を踏みにじるようなことを望んでいない。
メディア報道について、同氏は「『大紀元』と新唐人テレビがアメリカおよび世界中でより多くの光明と真実を伝えれば伝えるほど、中共の嘘に対抗するための協力と団結がより強く形成される。中共は真実を永遠に隠し続けることはできず、人々はそれによって目覚めるだろう」
またメディアに関して「すべての人が『大紀元』と新唐人テレビの卓越した仕事に倣い、真実に基づいたありのままの報道を広めるべきだと考えている」と述べた。
では中共がアメリカの連邦機関、司法体系、メディアなどを「武器化」し、偽情報を流布して神韻公演を攻撃していることに対し、人々に何ができるのだろうか。
モンフォア氏は中共は一帯一路を通じて南米、中米、アフリカなどの地域で勢力を拡大し、他国で権力を奪取しようとしているとし「この動向を抑え込み、中共全体に対抗するという点で、アメリカにおいてはFBI、司法省、そしてトランプ政権がこの種のことをわが国の国土で起こさせない能力を十分に持っていると確信している」と述べた。
米国の強さは中共の実力と影響力を弱体化させる
モンフォア氏は「人々が好むと好まざるとにかかわらず、アメリカは唯一の、そして真に人民・正義・真理を代表する唯一の超大国です」と語った。
「アメリカの復興と再建の過程において、我々はさまざまな闘いを繰り広げています。その中には中共がフェンタニル問題を通じてアメリカに浸透していることも含まれます。つまりフェンタニルと麻薬戦争です……」
「アメリカがより強くなれば、それは中国の人民と世界中の人民を助け、中国(共産党)の実力と影響力を弱体化させると確信しています。なぜなら、それは基本的に中共が世界中に張り巡らせた経済的な影響力・プレゼンスを断ち切ることになるからです」
モンフォア氏によれば、世界には中共とロシアという二大陣営があり、彼らはアメリカと対立している。
「誰が主導権を握るかによって、他の国々はこの二つの陣営のいずれかに加わるでしょう」
モンフォア氏は、中国の人民にとって最大の希望は「アメリカの繁栄を促進することであり、それが他国にも影響を及ぼします」と考えている。ロシアと中国が他国に対して行っていることは、それらの国々に影響を与え、自分の側に引き込むことで、そしてこれらは基本的に共産主義かつ無神論の国家であるか、あるいは神への信仰を棚上げにしている国家である。
キリスト教徒であるモンフォア氏は「非キリスト教の団体であっても、政府よりも高い権威が存在すると信じるでしょう。アメリカで言われているように、人々の権利は神に由来するのです」と確信を示した。
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