トランプ大統領は4月23日、ホワイトハウスでイスラエルとレバノンの代表と会談し、両国間の停戦を3週間延長すると発表した。アメリカはレバノンと協力し、ヒズボラの脅威に対抗していく方針だと強調した。
トランプ氏は同日、自身の「トゥルース・ソーシャル」で、ヴァンス副大統領、ルビオ国務長官、ハッカビー駐イスラエル米大使、イッサ駐レバノン米大使とともに、イスラエルとレバノンの高官代表と会談したと明らかにした。
トランプ氏は「会談は非常にうまくいった。アメリカはレバノンと協力し、同国がヒズボラから自国を守れるよう支援する。イスラエルとレバノンの停戦は3週間延長される」と投稿した。
また、近い将来、イスラエルのネタニヤフ首相とレバノンのアウン大統領をホワイトハウスに迎えることに期待を示した。
トランプ氏はさらに、ヒズボラについて「誰もが反対しているように見える」と述べ、イスラエルとレバノンの双方がこの点で一致していると指摘した。和平実現の可能性は大きく、アメリカが対応している他の問題に比べれば比較的解決しやすいとの見方も示した。
トランプ氏はイランがアメリカと合意に達するには、ヒズボラへの資金提供を停止する必要があると述べた。
ルビオ国務長官は、トランプ氏が直接関与したことで停戦延長が可能になり、イスラエルとレバノンの間で長期的な平和を進める時間を確保できたと説明した。
ルビオ氏は、イスラエルとレバノンはいずれもヒズボラの被害者であり、レバノン国民は平和で繁栄した国で暮らす権利があると強調した。そのうえで、レバノン国内で活動するヒズボラの脅威は取り除かれなければならないと述べた。
イスラエルのイェヒエル・ライター駐米大使と、レバノンのナダ・ハマデ・ムアワド駐米大使は同日、ホワイトハウスでアメリカの仲介による第2回協議を行った。
イランの支援を受けるヒズボラは3月2日、イスラエルに向けて攻撃を行った。これを受け、イスラエルはヒズボラの脅威を排除するため、レバノンで軍事作戦を開始した。一連の衝突により、レバノン情勢は中東全体の緊張にも影響を及ぼしている。
イスラエルとレバノンの代表は4月14日、米国務省で第1回協議を行った。トランプ氏は4月16日、両国間の10日間の停戦を発表した。今回の第2回協議は停戦期限が迫る中で行われた。
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