兵庫県加古川市議会議員・大矢卓志氏、高智晟弁護士を支持

2005/11/09
更新: 2005/11/09

【大紀元日本11月9日】兵庫県加古川市議会議員の大矢卓志氏は8日、中国当局の圧力によって事務所閉鎖に追い込まれた中国人弁護士・高智晟氏を支持激励するコメントを大紀元時報日本に寄せた。高弁護士は、社会的弱者の弁護を引き受け、正義を勝ち取ったことで、中国で名を知られた。10月18日に同氏は胡錦涛総書記と温家宝首相宛てに嘆願書を提出し、中国当局による法輪功の集団迫害の違法性、およびこの集団迫害がすでに国家と全民族に対する迫害と化していることを指摘し、一刻も早く迫害を止めるべきだと呼びかけた。今回の中国当局の「制裁」は高智晟氏に対する警告だと見られる

大矢氏のコメントは以下の通り。

-拝啓 高智晟弁護士

この度の、あなたの壮挙に崇敬の念を送ります。

これまで私は胡均涛国家主席に書簡を送り、法輪功弾圧の停止を呼びかけてきました。常識のある人なら皆、中国国内における法輪功弾圧が人道的なものではないということが分かっています。私たちは日本国内において、中国大陸で迫害にあっている人達を種々の形で応援し、日本の各界の皆様から支持と理解を戴いてまいりました。日本でも多くの人たちが、法輪功の人々が迫害に抗している努力に対して敬服しており、中国国内において迫害にあっている人々の苦痛を理解しております。

私たちは、あなたに対して尊敬の意を表すると同時に、あなたの為にできることは全力で努力する所存であります。

敬具 

2005年11月8日 

兵庫県加古川市議会議員 大矢卓志

この度の中国当局による高氏に対する弾圧行為は国内外で暴露され、国際社会から大きな反響を呼んでいる。国際メディアのロイター通信や、BBC、フィナンシャル・タイムズ紙、ワシントン・ポスト紙、ボストン・グローブ紙、アメリカVOA、自由アジアラジオ(FRA)などが相次ぎ高氏を取材した。

そのほか、アメリカ、日本、香港、国内各地から高智晟弁護士を声援する電話が数多く寄せられ、多くの民主活動家が公開文書で同氏への声援を表明した。7日までに「中国の迫害される知識人を救う会」、「江沢民を審判する世界大聯盟」、「国際調査組織」などの10あまりの団体が高智晟氏の正義感に満ちた行動への支持を示し、更にブッシュ大統領が中国を訪問する際高弁護士の状況を中国の指導者に言及するように、海外各国で署名活動を始めているという。

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