エジプト:リゾート地で爆発事件、死者30人、負傷者150人

2006/04/25
更新: 2006/04/25

【大紀元日本4月25日】エジプト東部シナイ半島のリゾート地ダハブで24日、3件の爆発が相次いで発生し、少なくとも30人が死亡、150人が負傷したという。死傷者らの国籍は不明。今回の爆発事件に関しては犯行声明がないため、動機は不明である。

VOAによると、爆心地は多くのレストランやマーケットが集中しているダハブの中心地で、爆発は数秒間の間に連続して発生したという。救急車および警察は現場に駆けつけ、救急作業が始まっている。目撃者によると、爆発のあとに黒い煙が空へ立ち上ったという。

今回の爆発はテロ行為であるとの見方が強く、ブッシュ大統領は、同事件は犯罪行為であると譴責した。エジプトのムバラク大統領は爆発をテロによる暴行であると非難し、必ず犯人を逮捕して裁くと強調した。

ダハブはシナイ半島アカバ湾に位置し、イスラエル人を含む多くの外国人観光客が訪れる人気スポット。イスラエル政府によると、イスラエル人が爆発に巻き込まれたという情報は入っていないという。

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