横浜地裁、在日米海軍兵士に無期懲役判決

2006/06/04
更新: 2006/06/04

【大紀元日本6月4日】横浜地裁は2日、在日米海軍横須賀基地所属のウィリアム・リース被告(22)に無期懲役の判決を下した。リース被告は、米空母「キティー・ホーク」に2004年から艦艇勤務、本年1月に派遣社員・佐藤好重さん(当時56)に暴行を加え、金品を奪い殺害したとして告発されていた。

佐藤さんは1月、横須賀市内の駅付近でリース被告に暴行され、肝臓と腎臓に障害を負って死亡、財布からは現金など約13000円相当が抜き取られていた。リース被告は犯行当時、飲酒などで金に困っており、横浜地裁の小倉正三裁判長は、「金銭が目的で人名軽視も甚だしい」「在日米軍と周辺住民との信頼感を著しく損ねた」と断罪した。

関連特集: