豚肉価格の高騰に驚愕する政府 価格の回復にあと半年

2007/08/25
更新: 2007/08/25

【大紀元日本8月25日】中国豚肉価格の上昇に中央政府は驚愕している。中国国務院は緊急通知を発出し、各地が、市場における供給を保証して副食品価格の安定を守ることを要求するとともに、豚肉等主要副食品の品切れ・品不足について、当地政府の主要責任者の責任を求めるとした。

しかし、専門家の分析によると、9月における豚肉価格は高値を維持し、10月以後、高温の期間が終了するのにしたがい、市場供給が次第に回復し、豚肉、卵の価格が下落する趨勢が現れてくる。現在、豚の数量が大幅減少しており、また、新たに養育している豚が成長するのに3~5か月かかることから、高値は来年の旧正月まで持続するという。

国家統計局が広州、天津、北京、上海、重慶、武漢、南京、瀋陽、西安、ハルビン等の主要都市で実施した調査によると、これらの地区における豚肉価格は、20年来の最高値となっている。