東京・南麻布:韓国在住の中国籍法輪功学習者強制送還に抗議

2009/07/13
更新: 2009/07/13

【大紀元日本7月13日】韓国に在住する中国籍の法輪功学習者に対し、韓国政府が難民申請を認めず、その中の一部の人が中国へ強制送還される事態に直面している。

これに抗議する日本在住の法輪功学習者約20人が13日、東京南麻布の韓国大使館近くの路上で、韓国政府がこの問題を直視し、人道に反する行動を取らないよう要求する声明を読み上げた。

NPO法人日本法輪大法学会代表・鶴園雅章氏は、同声明の中で次のように述べた。

「中国共産党が国内の法輪功学習者を迫害していることは韓国政府も知っているはずだ。にもかかわらず難民申請した人を認定せず、中国へ強制送還している。これは非常に危険な事態である。それらの人々の人権が保障されるよう、韓国政府に強く求める」

同声明によれば、現在、韓国に在住する中国籍法輪功学習者のうち、32人が難民認定されていない。その中で、7月1日に強制送還された1人のほかに、あと3人ほど強制送還されそうになっているという。

(牧)
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