大紀元時報
米中関係

オバマ政権は「中国政権の転覆」について議論しなかった=元ホワイトハウス高官

2017年09月02日 08時00分
2015年9月25日、訪米した習近平主席とオバマ大統領。ワシントンDCのホワイトハウスで(Chris Kleponis-Pool/Getty Images)
2015年9月25日、訪米した習近平主席とオバマ大統領。ワシントンDCのホワイトハウスで(Chris Kleponis-Pool/Getty Images)

 ホワイトハウス元高官によると、中国共産党の中央当局では数十年に渡り「米国は、中国の政権を転覆させようとしている」といった被害妄想的な恐怖を抱いており、いまだに中国の対米政策に影響をおよぼしている。しかし、実際の「転覆」計画については、オバマ政権内では「議論しなかった」という。

 オバマ政権で対中政策上級顧問を6年間務めた親中派エバン・メデイロス氏は、7月6日、米国の著名シンクタンク・戦略米国際研究センター(CSIS)での公開討議で、最新の米中関係について、学者や研究者たちと議論した際、冒頭の見方を示した。

 メデイロス氏によると、オバマ前大統領、バイデン前副大統領、ほか国家安全保障担当は、中国の政治制度と米国の国家安全保障担当は、中国政権転覆案については「誰も話さず、一度も議論しなかった」と述べた。

 メデイロス氏は、オバマ政権内で最も影響ある対中政策の立案者の一人とみなされている。対アジア外交政策を指揮する国家安全保障会議(NSC)のアジア上級部長も務めた。

 親中派のメデイロス氏は、中国へ「融和路線」を貫いている。討論会のなかで「米中関係はすでに38年の歴史がある。互いに異なる価値観があり、競争している国だが、友好な関係を築くことができる」と述べた。

中国人権問題では動きが足りないと非難されてきたオバマ政権

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