英国のEU残留望む、再加盟も可能=ユンケル欧州委員長

2018/01/18
更新: 2018/01/18

[ストラスブール 17日 ロイター] – 欧州連合(EU)のユンケル欧州委員長は17日欧州議会で、英国がEUにとどまることを望んでおり、離脱したとしても再加盟することを望んでいると語った。

前日には、EUのトゥスク大統領が、英国がEU離脱(ブレグジット)を撤回するなら歓迎するとの意向を示していた。

ユンケル氏は「トゥスク大統領と私は昨日英政府に対して、英国民や英議会、英政府がブレグジット以外の方法を望むのであれば、われわれは協議する用意があると伝えた。英国を投げ出したりしてはいない。英国にとどまってほしい。英国が残留を願うのであれば、それは可能であるべきだ」と語った。

英国内では今月、EU離脱を巡り、2度目の国民投票を実施すべきかという議論が活発になっている。一方、メイ首相の報道官は16日、国民投票を再度実施することはないと強調した。

Reuters
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