米の制裁再開、イラン石油業界阻害せず=石油省高官

2018/05/08
更新: 2018/05/08

[アンカラ 7日 ロイター] – イラン石油省高官らは、米国による制裁再開がイランの石油産業の発展を阻害することはなく、石油取引が成立する限り2015年のイラン核合意が「存続」しているとみなすとの見解を示した。イラン石油省が7日、高官らのコメントをウェブサイトに掲載した。

トランプ大統領は12日までに、イランと欧米など関係6カ国による2015年の核合意から離脱する可能性をほのめかしている。

イラン国営石油会社の幹部は「新たな制裁が課されたとしても、イランの石油業界の進展は継続する」と述べた。

石油省のザマニニア次官も、米国が核合意から離脱しても「石油と石油製品の販売が可能である限り」、合意が存続しているとみなすと言明。「イランの石油市場を維持し、オイルマネーを獲得し、イラン石油業界への海外投資を確保していくことは可能なはずだ」と語った。

(※原文記事など関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください。)

Reuters
関連特集: 国際