米上院議員、政府にミャンマーへの圧力要請 ロイター記者釈放求め

2018/09/12
更新: 2018/09/12

[ワシントン 11日 ロイター] – 米上院で共和党・民主党議員11人がトランプ政権に対し、ミャンマーにおけるロイターの記者2人の「無条件の即時釈放」を、経済制裁など「使用できるすべての手段」を使って実現するよう求めた。

イスラム教徒少数民族ロヒンギャに対する迫害問題を取材していたワ・ロン記者とチョー・ソウ・ウー記者は、昨年12月12日に国家機密法違反で起訴された。2人は一貫して無罪を主張しているが、一審に当たるヤンゴン北部地区の裁判所は3日、両者に禁錮7年の判決を言い渡した。

上院外交委員会に所属するマルコ・ルビオ議員(共和党)とジェフ・マークリー議員(民主党)の主導で、議員らはポンペオ国務長官に書簡を送付。ロイターが11日に確認した内容によると「不当に拘束され、禁錮7年を言い渡された記者2人の裁判に対し、われわれが重大な懸念を抱いていることについてきょう書き送る」となっている。

この書簡には、民主党議員6人と共和党議員5人の署名があった。

Reuters
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