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米ロ首脳、パリの短時間会談で核廃棄条約は取り上げず=通信社

2018/11/12
更新: 2018/11/12

[パリ 11日 ロイター] – ロシアのプーチン大統領とトランプ米大統領が訪問先のパリで11日に短時間会話した際、トランプ氏が破棄方針を表明した中距離核戦力(INF)廃棄条約については協議しなかった。ロシアのインタファクス通信がペスコフ・ロシア大統領報道官の話として報じた。

報道によると、ペスコフ氏は、米ロ首脳は具体的な問題を取り上げなかったと述べた。プーチン氏はこれより先、トランプ氏と会話したと明らかにしている。両首脳は11日にパリで開かれた第1次世界大戦終結100周年の記念式典に出席した。

トランプ大統領は前月、米国が旧ソ連との間で結んだINF廃棄条約から離脱すると表明。ロシアが条約に違反しているためと批判していた。

ロシアの通信各社によると、プーチン大統領は11日、同条約について米国と対話を再び本格化させたいと表明。ロシア政府系のRTフランス・テレビに対し、今月末からアルゼンチンの首都ブエノスアイレスで開かれる20カ国・地域(G20)首脳会合に合わせてトランプ氏と会談する可能性があると述べた。

Reuters