米財務長官、劉鶴中国副首相と「生産的な会合」とツイート

2019/02/15
更新: 2019/02/15

[北京 15日 ロイター] – ムニューシン米財務長官は15日、 自身とライトハイザー米通商代表部(USTR)代表は中国の劉鶴副首相と「生産的な会合」を行ったとツイートした。

2日間の閣僚級会合後にコメントした。詳細には言及しなかった。

関係筋によると、両国の交渉団は14日夜、北京のホテルで晩さん会を開いたが、両国とも交渉内容の詳細は明らかにしていない。

複数の関係筋がロイターに明らかにしたところによると、交渉の進展を妨げている問題で、米中首脳会談の実施に道を開くような大幅な進展があった形跡はみられない。

ある関係筋は「重要な問題を巡って停滞している」とし「構造問題や施行の問題を巡って大きな隔たりが残っている。壁にぶち当たっているとは言わないが、夢のような状態でもない」と述べた。

英フィナンシャル・タイムズ(FT)は、米中通商協議について、15日中に少なくとも「覚書」を取りまとめようと模索していると報じていた。[nL3N20A28P]

別の関係筋がロイターに明らかにしたところによると、トランプ政権が中国製品に対する関税引き上げ期限の60日延期を検討しているとの一部報道に対し、ホワイトハウスは「激怒」しているという。

15日午後に宿泊先のホテルを出発したムニューシン長官とライトハイザー代表は、記者団の質問には答えなかった。

*内容を追加しました。

Reuters
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