ルビオ米議員、ベネズエラ大統領けん制 支援物資搬入で緊張高まる

2019/02/18
更新: 2019/02/18

[ククタ(コロンビア) 17日 ロイター] – マルコ・ルビオ米上院議員は17日、ベネズエラのマドゥロ大統領に対して、同国の野党指導者フアン・グアイド国会議長や米国民に危害を加えるような行動を取った場合、米国はすぐに対応するとけん制した。

ルビオ氏は米代表団の一員として、ベネズエラ向け人道支援物資が集まるコロンビアのククタを訪れている。同氏はCNNとのインタビューで「マドゥロ氏はある一定のラインがあることを認識している」と述べ、それを超えれば重大な結末になる、と警告した。

また、現地で働く米政府職員に危害を加えたり、支援活動スタッフがターゲットになった場合、米国はすぐに対応するとけん制した。

ククタには、食糧や医薬品など大量の人道支援物資が集まっている。ただ、マドゥロ氏は国内への搬入を阻止しようとしている。

一方、グアイド氏は、23日に支援物資を国内に搬入すると表明。国際社会に協力を呼びかけるとともに、どのように運び込むか18日に詳細を発表する予定。

Reuters
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