[チューリヒ 4日 ロイター] – 4日付のスイス紙ノイエ・チュルヒャー・ツァイトゥングによると、ポンペオ米国務長官は、スイスが中国企業にインフラ建設を委託すれば、プライバシーが侵害されることになるとの認識を示した。
米国のトランプ政権は、中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)[HWT.UL]の次世代モバイル技術が中国のスパイ活動に利用される恐れがあるとして、同社製品の排除を呼びかけている。同社は疑惑を否定している。
ポンペオ長官は同紙とのインタビューで「スイスはプライバシーの保護を長年にわたって重視してきた」とし「中国の技術を利用すれば、中国共産党に自分の情報を提供することになる。プライバシーがなくなる」と述べた。
同長官は3日まで4日間にわたってスイスを訪問していた。
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