[シドニー 5日 ロイター] – オーストラリアのモリソン首相は5日、米国の中距離ミサイルをオーストラリアに配備することはないと述べた。
両国政府は週末、シドニーで会合を開き、アジア太平洋地域への中国の進出に対抗する方針を表明。エスパー米国防長官は、地上配備型の中距離ミサイルを比較的早期にアジアに配備することに前向きな姿勢を示していた。[nL4N2501G7]
エスパー長官の発言を受けて、オーストラリアが米国からミサイル配備を要請されたとの観測が浮上したが、モリソン首相は記者団に、そうした要請はなく、今後要請があった場合も拒否すると述べた。
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