ロシア軍施設で爆発、2人死亡 近隣市で放射線量が一時上昇=報道

2019/08/09
更新: 2019/08/09

[モスクワ 8日 ロイター] – ロシア北部アルハンゲリスク州の軍の実験場で8日、ロケットエンジンが爆発し、2人が死亡、6人が負傷したと、ロシア通信(RIA)が国防省の情報として報じた。

国防省は「有害物質の大気中への放出はなく、放射線レベルも正常」と説明していたが、タス通信によると、近隣のセベロドビンスク市当局の報道官は、放射線レベルの一時的な上昇が記録されたことを明らかにした。その後、放射線レベルは正常化したという。

ロシアの複数メディアによると、爆発があったのはアルハンゲリスク州ニョノクサ近くの実験場で、海軍向けの弾道ミサイルなどの試験が行われている。

爆発事故を受け、ロシア政府は白海の一部を閉鎖。今後1カ月、輸送作業を停止する方針と、インタファクス通信が、アルハンゲリスク湾港当局の情報として伝えた。

 

 

 

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Reuters
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