ロシア、トルコへの戦闘機納入の可能性を協議=通信社

2019/08/29
更新: 2019/08/29

[モスクワ 28日 ロイター] – ロシアとトルコは、ロシア製のステルス戦闘機「スホイ57」と戦闘機「スホイ35」をトルコに納入する可能性について協議している。

ロシア通信(RIA)が28日、ロシア当局者の話として報じた。

ロシアは今年、ミサイル防衛システム「S400」のトルコへの納入を開始。米政府はこの動きに反発し、最新鋭ステルス戦闘機「F35」の生産などでトルコを除外した。

RIAによると、ロシア連邦軍事技術協力庁のシュガエフ長官は、トルコ側と28日にS400について協議するとした上で、「スホイ35やスホイ57の納入」についても協議する可能性があると発言。

「多大な関心が寄せられている。契約について協議するのは時期尚早だ。まだ申請はない。協議する必要がある」と述べた。

トルコのエルドアン大統領は27日、ロシアのプーチン大統領と会談後、戦闘機を含め防衛産業でロシアとの協力を続けていきたいと述べた。

Reuters
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