米テキサス州西部で銃乱射、7人死亡・22人負傷

2019/09/02
更新: 2019/09/02

[1日 ロイター] – 米テキサス州西部で8月31日、銃乱射事件があり、7人が死亡、22人が負傷した。容疑者は警察に射殺された。

警察によると、容疑者は30代の白人の男。州西部のミッドランドとオデッサの間を車で走行中に方向指示器を出さなかったとして警察に停車を命じられると、パトカーに発砲して逃走した。

その後、郵便配達のトラックを奪い、走行しながら通行人に発砲した。オデッサにある映画館の駐車場で警察に取り囲まれ、射殺された。

この週末はレーバーデーの連休で出かける人が多かった。

当局は動機などを引き続き捜査しているが、国際テロや国内テロとの明らかな関連は見られないと指摘。オデッサ警察のトップは記者会見で「現時点で動機は断定できないが、単独の犯行であることはほぼ間違いない」と述べた。

テキサス州では8月3日にもメキシコとの国境に近いエルパソで銃乱射事件が起き、22人が死亡した。

トランプ大統領は、31日の事件の容疑者は「重い患いを抱えた人物」としながら、銃購入者の身元確認によって最近の事件を防ぐことはできなかっただろうとの見方を示した。

その上で、今月の議会休会明けに民主・共和両党と銃関連法について協力する考えを示した。

Reuters
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