韓国、半導体材料の輸出管理巡り日本を提訴=WTO

2019/09/17
更新: 2019/09/17

[ジュネーブ 16日 ロイター] – 世界貿易機関(WTO)は16日、日本が行った半導体材料3品目の輸出管理強化を巡り、韓国政府が日本を提訴したと発表した。

日本は7月、半導体やディスプレーの材料となるフッ化ポリイミド、レジスト(感光材)、エッチングガス(フッ化水素)の3品目について、韓国向けの輸出管理を強化した。

昨年に韓国の最高裁が日本企業に元徴用工への賠償を命じて以来悪化していた日韓関係はさらに緊張が高まっている。

WTOのルールに基づくと、両国は30日以内に協議する必要があり、解決できなければ韓国側は紛争処理小委員会(パネル)の審理を要請できる。

Reuters
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