北朝鮮、今年の作物生産は5年ぶり低水準 食糧不足深刻に=国連

2019/09/20
更新: 2019/09/20

[ソウル 20日 ロイター] – 国連によると、北朝鮮の今年の食用作物の生産量は5年ぶりの低水準となり、国民の4割が深刻な食糧不足に陥るとみられている。天候や不十分なかんがいなどが原因。

食料事情に関する国連食糧農業機関(FAO)の最新の報告書によると、米やトウモロコシといった主要作物が不作で、1010万人が緊急の支援が必要な状態とみられている。

北朝鮮は長らく食糧不足と配給制度の機能不全に苦しんできた。国営メディアは過去数カ月、干ばつやその他の「長引く異常現象」への警戒を呼び掛けている。

5月にはアフリカ豚コレラの発生が初めて確認され、封じ込めが課題となっている。

Reuters
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