米FRB議長、経済は「良好な環境」 政策の道筋示さず

2019/10/05
更新: 2019/10/05

[ワシントン 4日 ロイター] – 米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は4日、米経済は逆風に直面しているものの、「良好な環境」にあると述べた。金融政策の道筋についてはほとんど言及しなかった。

パウエル議長はワシントンでのイベントで、「誰しもが経済的利益を完全に共有しているわけではなく、米経済はいくつかのリスクに直面しているが、全体的には良好な環境にある。われわれの役割は可能な限り長くそこにとどめることだ」と述べた。

FRBは9月の連邦公開市場委員会(FOMC)で、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を1.75─2.00%に25ベーシスポイント(bp)引き下げることを7対3で決定。利下げは前回7月に続き今年2回目だった。[nL3N2693NC]

 

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Reuters
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