NZオークランド市、来年APEC開催予定の会場で大規模火災

2019/10/23
更新: 2019/10/23

[ウェリントン 23日 ロイター] – ニュージーランド最大都市オークランド市で22日、建設中のコンベンションセンターで大規模火災が発生した。23日も消火活動が続いているが、市中心部には煙が立ち込めている。道路は封鎖され、周辺に勤務する人達の立ち入りも禁止されている。

コンベンションセンターはカジノ施設の一角にあり、来年のアジア太平洋経済協力会議(APEC)開催に合わせて建設が進められている。

オークランドのフィル・ゴフ市長は23日、ニュージーランド・ヘラルド紙とのインタビューで、火災により会議場の建設がAPECまでに間に合わない可能性があるとし、政府と協力して別の会場の検討に入ると説明した。

アーダーン首相は23日、オークランドを訪れる予定。

火災は22日の昼頃に発生。周辺のホテルやカジノ施設、飲食店などから人々が避難し、消防車25台以上が出動して夜通し消火活動に当たったが、まだ鎮火していない。負傷者は出ていないという。

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Reuters
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