スペイン、COP25代替開催を申し出 マドリードで

2019/11/01
更新: 2019/11/01

[サンティアゴ 31日 ロイター] – チリのピニェラ大統領は31日、同国が開催を断念した12月の国連気候変動枠組条約第25回締約国会議(COP25)について、スペインのサンチェス首相から首都マドリードを代替開催地にする申し出を受けたと明らかにした。

スペイン政府も声明で、サンチェス首相がマドリードでCOP25を開催するために必要な用意を整える意向を示したと明らかにした。

日程は当初の予定と同じ12月2─13日になるという。

国連気候変動枠組条約(UNFCCC)の報道官は、スペインから正式な通知書を待ち、早ければ11月1日にもスペインの申し出を精査する会合を開くとした。

ピニェラ大統領は前日、COP25と11月16─17日に予定していたアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の開催を断念すると発表した。反政府デモの激化が理由とみられる。

Reuters
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