[ブリュッセル 12日 ロイター] – 欧州連合(EU)は12日の首脳会議で、ウクライナ問題を巡る対ロシア経済制裁を半年延長し、2020年7月末まで継続することで合意した。4人の外交筋がロイターに明らかにした。
制裁は2014年にロシアがウクライナからクリミア半島を編入した直後に発動された。対象はロシアのエネルギー、金融、兵器部門で、現在は来年1月末が期限となっている。
今週には、ロシアとウクライナの大統領が初めて直接会談し、ウクライナ東部の紛争にかかわる全捕虜を年末までに交換することで合意した。しかし、将来の交渉に向けた同地域の扱いについては解決を見なかった。