新型コロナ、ベルギーで12歳の少女死亡 欧州最年少の死者か

2020/04/01
更新: 2020/04/01

[ブリュッセル 31日 ロイター] – ベルギー保健省は31日、国内で12歳の少女が新型コロナウイルスの感染症で死亡したと発表した。現地メディアは、欧州の新型コロナによる死者の中で最も若いと伝えている。

政府当局者によると、少女は発熱が3日間続いた後に容体が悪化した。既往歴があったかどうかは公表されていない。

政府の定例会見に臨んだウイルス学の専門家は少女の死は「稀なケースだが、われわれに衝撃を与えた」と述べた。

31日時点でベルギーでの新型コロナによる死者は98人増え、合計705人に、感染者数は876人増え、合計1万2775人となった。

欧州疾病予防管理センター(ECDC)は、スペインで新型コロナによる10代の死者を複数人確認しているが、詳細は公表していない。

Reuters
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