大紀元時報

オーストリア、14日から一部店舗再開 欧州でいち早く規制緩和

2020年04月14日 09時17分
オーストリアでは、新型コロナウイルスの感染拡大を抑えるため休業していた店舗の一部が14日から営業を再開する。写真は4月6日、ウィーン市内のスーパーマーケットで撮影(2020年 ロイター/Lisi Niesner)
オーストリアでは、新型コロナウイルスの感染拡大を抑えるため休業していた店舗の一部が14日から営業を再開する。写真は4月6日、ウィーン市内のスーパーマーケットで撮影(2020年 ロイター/Lisi Niesner)

[ウィーン 14日 ロイター] - オーストリアでは、新型コロナウイルスの感染拡大を抑えるため休業していた店舗の一部が14日から営業を再開する。欧州でいち早く規制緩和に動くが、政府は「まだ危機からは抜け出していない」とし、警戒を緩めないよう国民に訴えている。

同国は約4週間前に学校やバー、劇場、レストラン、必要不可欠ではない商店、多くの人が集まる施設を閉鎖。国民に外出禁止を指示し、可能な限り自宅で仕事をするよう呼びかけていた。

こうした措置により、欧州の他国と比較して感染状況はそれほど悪化していない。死者は368人にとどまり、1日当たりの感染者の伸び率は1ケタ台前半に鈍化。入院患者数も横ばいとなっている。

クルツ首相は11日、国民に宛てた書簡で「経済面においても、われわれはこの危機からできるだけ早期に抜け出し、オーストリアの全ての雇用のために戦う必要がある」と表明した。

クルツ氏は先週、経済再開に向けた計画の詳細を発表した。店舗面積400平方メートル以下の店やホームセンターの営業再開を14日から認める。5月1日からは、ショッピングセンター、大型店舗、理髪店の営業再開を認める。レストランやホテルの再開は5月中旬から段階的に進める。

入店できる人の数やマスク着用義務などについては不明で、4月末までのロックダウン(都市封鎖)について政府の方針はまだ明確になっていない。

一方、世界保健機関(WHO)は10日、行動規制の拙速な解除は「致命的な感染再拡大につながる恐れがある」として、各国に慎重な対応を求めた。

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