[5日 ロイター] – 米製薬リジェネロン・ファーマシューティカルズ<REGN.O>は5日、新型コロナウイルス感染症の治療に用いる抗体カクテル療法の臨床試験を6月に開始する準備を加速させており、夏の終わりか秋までに利用できる可能性があるという見通しを示した。
リジェネロンは臨床試験データを1─2カ月中にまとめ、夏終盤までに月間20万分の抗体カクテル製造を目指す。
また、新型コロナ感染症の重篤患者を対象にリウマチ治療薬「ケブザラ」の試験を行っていることを明らかにした。
同日発表した四半期決算で利益が予想を上回ったことも好感され、リジェネロンの株価は約7%上昇した。
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