米カリフォルニア州、コロナ入院患者50%増 新規感染者は1万人超

2020/07/07
更新: 2020/07/07

[サクラメント(米カリフォルニア州) 6日 ロイター] – 米カリフォルニア州のニューソム知事は6日、新型コロナウイルス感染症の入院患者が過去2週間で50%増加し、約5800人に達したと明らかにした。

州の記録によると、直近24時間に報告された感染者数は1万1529人。累計の感染者数は27万1684人、死者は約6300人となった。

入院患者の約3分の1はロサンゼルス郡が占めている。保健当局者によると、同郡では7月の入院患者の25%を18─40歳が占めており、比較的若い世代で感染が広がっていることが示された。

ニューソム知事によると、北部マリン郡ではサン・クエンティン州立刑務所で約1400人の受刑者が感染し、郡の医療機関が圧迫されている。

一方、カリフォルニア州議会のオータム・バーク議員は6日、新型コロナに感染したことを明らかにした。同州議会は5月以降、サクラメントの議事堂で対面審議を行っていた。

州議会議長の報道官は、議事堂で勤務していた5人の感染が確認されたとし、消毒作業のため議事堂は閉鎖されたと明らかにした。

Reuters
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