[ワシントン 9日 ロイター] – 米国務省は9日、中国が軍備縮小に関与する姿勢を歓迎するとした上で、中国に対し対面協議に応じるよう求めた。
中国外務省の傳聡軍縮局長は8日、米国が核兵器の数を中国の水準である20分の1程度に減らす用意があるなら、米ロの軍縮協議に「喜んで」参加するが、それが無理であることは分かっていると発言した。
オータガス報道官は「今後の賢明なステップとして米中の対面協議などを含める必要がある」と述べた。
米国は、来年2月に期限切れとなる新戦略兵器削減条約(新START)を巡り、ロシアと協議している。米国は中国にも参加を要請しているが、中国は拒否している。
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