米国務省、日本に105機のF35売却承認 総額2.5兆円

2020/07/10
更新: 2020/07/10

[ワシントン 9日 ロイター] – 米国務省は9日、ロッキード・マーチン<LMT.N>製最新鋭ステルス戦闘機「F35」105機の日本への売却を承認したと発表した。売却総額は推定230億ドル(約2兆5000億円)。

売却されるのは空軍仕様の「F35A」63機、海兵隊仕様の短距離離陸・垂直着陸機「F35B」42機のほか、プラット・アンド・ホイットニー<RTX.N>製エンジン「F135」など関連機器。

同省は「日本が強固で効果的な自衛力を構築・維持するのを支援することは米国の国益にとり不可欠だ」とした上で、F35の売却は地域の軍事的バランスを変えるものではないとした。

Reuters
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