[ニューヨーク 16日 ロイター] – 11月の米大統領選で野党民主党の候補指名獲得が確実なジョー・バイデン前副大統領が4─6月に2億8210万ドルの資金を集め、四半期ベースでは再選を目指すトランプ大統領の調達額を初めて上回った。
15日に公表された財務報告書によると、10万ドル以上の大口献金は総額5300万ドルと、全体の約20%を占めた。
これら大口献金者には、メディア王として知られるルパート・マードック氏の息子のジェームズ・マードック氏、著名投資家のジョージ・ソロス氏、ツイッター<TWTR.N>の共同創業者エバン・ウィリアムズ氏、映画監督のスティーブン・スピルバーグ氏らが含まれる。
一方、トランプ大統領の陣営が同時期に調達した資金は2億6600万ドル。娯楽大手マーベル・エンターテイメントのアイザック・パルムッター会長やオラクル<ORCL.N>のサフラ・キャッツ最高経営責任者(CEO)ら大口献金者からは総額1800万ドルを集めた。
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