トランプ大統領、差別抗議のNBAを「政治組織のよう」と批判

2020/08/28
更新: 2020/08/28

[ワシントン 27日 ロイター] – トランプ米大統領は27日、米プロバスケットボール協会(NBA)について「政治組織のようになっている」と批判的なコメントを残した。

NBAでは、ウィスコンシン州ケノーシャで黒人男性ジェイコブ・ブレークさんが3人の息子の前で背後から警官に銃撃された事件を受け、プレーオフ3試合の延期を決定した。

トランプ大統領は、連邦緊急事態管理局のブリーフィングで「彼らは政治組織のようになっており、良いことではない。スポーツにとっても、国にとっても良いことだとは思わない」とコメント。事件を受けてNBAの選手たちが試合をボイコットした件については、あまり知らないと述べた。

トランプ大統領はこれまでも、NBAや米プロフットボールリーグ(NFL)、米大リーグ(MLB)など主要スポーツで人種差別への抗議活動が起こると、否定的な態度を示してきた。

Reuters
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