大紀元時報

自民総裁選、二階派は菅氏支持の流れ、党員投票は省略か

2020年08月30日 16時16分
8月30日、共同通信などは菅義偉官房長官が自民党の総裁選に出馬する意向を固め、二階俊博幹事長に伝えたと報じた。写真は8月26日、ロイターのインタビューに答える菅官房長官。東京で撮影(2020年 ロイター/Issei Kato)
8月30日、共同通信などは菅義偉官房長官が自民党の総裁選に出馬する意向を固め、二階俊博幹事長に伝えたと報じた。写真は8月26日、ロイターのインタビューに答える菅官房長官。東京で撮影(2020年 ロイター/Issei Kato)

[東京 30日 ロイター] - 退陣を28日に表明した安倍晋三首相の後継人事が、本格的に動き出した。今後の動向を大きく左右する影響力を持つ自民党の二階幹事長が率いる二階派の河村健夫元官房長官は30日、菅義偉官房長官が総裁選に出馬すれば、二階派として支持する公算が大きいとの見解を示した。また、今回の総裁選出では、全国の党員・党友による投票を除く「簡易型」を採用する方向であり、1日の総務会で正式決定する見通しであると述べた。

 

共同通信など複数の国内メディアは30日、菅官房長官が自民党の総裁選に出馬する意向を固め、29日に二階俊博幹事長に会って、その意向を伝えたと報じている。菅氏が正式に出馬を表明すれば、二階幹事長の得る態勢が整い、自民党総裁は菅氏を中心に展開される可能性が出てきた。

 

この日は、二階俊博幹事長と河村氏、武田良太防災担当相、林幹雄幹事長代理が出席した二階派の幹部会が開催され、その後、河村氏は記者団の質問に答えた。

河村氏は、総裁選の手順に関し、新型コロナウイルスの感染拡大による情勢を踏まえ「時間的問題、現実問題として、この時期に総裁選挙や全国遊説はできない。期間が相当かかるので緊急措置としてやむをえない」と説明。

その上で、今回選出される新総裁の任期が来る1年後は、党員投票を含めた正式な総裁選を実施するのかとの質問には「そういうことになると思う。きちっとした形でやると当然そうなる」と語った。

 

報道されている菅氏の総裁選出馬に関して「1日の(総務会の)結果をみてからとの流れでないか」と指摘。二階派として菅氏を支持するかとの質問には「安倍政権は1年間を残した中で(幕切れとなり)、いろいろな懸案事項等があり、菅長官がすべて承知しているので、ひとつの流れとして、むしろ菅長官に責任があるという思いさえ我々はしている」と表明。「二階派も会合を予定しているので、その段階で話をしたい。空気としてはそういう(菅氏支持の)空気が生まれつつあるのではなかと思う」と述べた。

 

テレビ東京は、菅氏との29日の会談で二階幹事長が「頑張ってほしい」と応じ、菅氏を応援する姿勢を示したと伝えている。

自民党総裁選を巡っては、新型コロナウイルス渦中に大きな政策変更は好ましくないとして、「女房役」と言われる官房長官として安倍首相を長く支えてきた菅氏を推す声が、党内で広がり出していた。

総裁選の候補者には岸田文雄政調会長や石破茂元幹事長、河野太郎防衛相なども名前が挙がっている。

 

(竹本能文 編集:田巻一彦)

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