デジタル課税、国際的に取り組む必要ある=欧州副委員長

2020/09/01
更新: 2020/09/01

[ウィーン 31日 ロイター] – 欧州委員会のドンブロウスキス副委員長は31日、欧州連合(EU)はデジタルサービスによって収益を生み出している企業に課税する必要があると述べた。徴収した税は将来的にインフラや社会プログラムに充てる必要があるとした。

ドンブロウスキス副委員長はオーストリアで開かれた経済フォーラムにオンラインで参加し、「われわれはデジタル課税に取り組む必要がある。特にデジタル経済はかなりグローバル化しているため、できれば国際的に取り組む必要がある」と指摘。「デジタル経済が進めば、インフラや社会プログラム向け資金を手当てするための税収について困難が増すことにもなる」とした。

Reuters
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