米下院、新疆ウイグル産製品輸入制限法案を来週討議=ペロシ議長

2020/09/19
更新: 2020/09/19

[ワシントン 18日 ロイター] – 米民主党のペロシ下院議長は18日、中国・新疆ウイグル自治区の少数民族ウイグル族らによる強制労働で作られた可能性のある製品に関する2法案を来週、討議すると表明した。

法案はこうした製品の輸入を制限するものと、米国の上場企業に供給網に関する情報公開を要請するもの。ペロシ氏は定例記者会見で「商業的な利害関係から中国の人権問題について声を上げるのを拒否すれば、われわれは世界の他の場所における人権問題について声を上げる倫理的な権利を失う」と述べた。

国連は新疆自治区で100万人が収容施設で働かされていることを示す信頼できる報告があるとしており、米国などは中国に対する圧力を強めている。中国はこうした疑惑を否定。米国は内政干渉していると非難している。

Reuters
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