ニューヨーク市、マスク着用拒否に罰金 感染再拡大受け

2020/09/30
更新: 2020/09/30

[ニューヨーク 29日 ロイター] – ニューヨーク市のデブラシオ市長は29日、新型コロナウイルス感染が再拡大する中、マスク着用を拒否した場合、罰金を課すと発表した。

ニューヨーク市はまず、マスクを着用していない人に対し無料のマスクを提供。着用を拒否した場合、罰金を課す。

デブラシオ市長は「全ての人に無料のマスクを提供するのが目的だ。罰金を課したくないが、必要に応じて課さざるを得ない」と述べた。

市長室は、罰金の額のほか、具体的に誰が取り締まるのかについて明らかにしていない。

ニューヨーク市の新型ウイルス検査の陽性率は3.25%と、数カ月ぶりに3%を上回った。

ニューヨークでは、公共交通機関を利用する際にマスク着用を拒否した場合は50ドルの罰金を課されている。

Reuters
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