[シドニー 30日 ロイター] – 香港のキャセイ・パシフィック航空は30日、新型コロナウイルス危機に対応するため、すべての従業員からの提案を歓迎すると表明した。
同社の操縦士労組は、事業再構築を巡る協議への参加を希望しており、世論の支持を求める新聞広告を掲載した。
キャセイ航空は先に、雇用維持を条件とする政府支援をこれ以上申請しない方針を明らかにした。これにより、雇用削減に対する懸念が高まっている。
同社は30日、様々な従業員の団体と協議しており、操縦士労組の香港エアクルー・オフィサーズ協会(HKAOA)とも7月以降、少なくとも4回の協議を実施したと表明。
「計画の立案で様々なアイデアを歓迎する。ドアは常に開かれている」との声明を発表した。
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